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真昼航海日誌9月25日 [本なお茶会]

 連休最終日、とっても良いお天気です^^

 昨日の「本なお茶会」も、無事終了いたしました。

 急なお知らせにもかかわらず、総勢6名で楽しくおしゃべりできました♪
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 店主から順番に、自分の大切な一冊を紹介^^
 
 鈴木志保 『船を建てる』

 ・・・真昼造船の店名にも使わせてもらった作品です。

 伊井直行 『草のかんむり』

 ・・・80年代群像出身作家の作品。ふらりと旅?に出てしまった
   お友達から送られてきた本だそうです。なんだか映画のような
   不思議な絆を感じてしまいました!

 栗本薫 『グインサーガ』

 ・・・一度魅力に気づいてしまったら止まらない傑作!
   もう続きが読めないのが本当に残念ですね・・・
   店主、栗本さんが別名「中島梓」で書く批評も大好きでした。

 榛野なな恵  『Papa Told Me』
 
 ・・・店主の「船を」もそうですが、この本を紹介してくれた男性Nさんも
   10代の頃にこの少女マンガに出会い、少年マンガには無い色々な魅力を
   知って驚いたそうです。「主人公の髪型やファッションが毎回変わるのに
   びっくりした」とおっしゃっていましたが、店主はそれすら気づかず
   読んでました(ケンシロウや悟空はいつも同じ格好ですもん)。うーむ^^
                     
 太宰治 『人間失格』

 ・・・中学時代、おうちにころがっていたのを読んでガツンとやられたそうです。
   「太宰がころがっている家」は、読書環境的にはとても幸せだと思います^^ナイス父!
   店主、中学時代にそんなガツン体験ができたHさんがうらやましいです!

 村上春樹 『風の歌を聴け』

 ・・・大学時代に友達の家で見つけて読み始め、友達ほったらかしで
   読みふけり、しまいには「その本あげる」と言わしめたツワモノさんでした。
   何度目かに読み返したときに挟んだという桜の花びらもステキでした。
   「村上春樹の文庫に桜の花びら」なんて、ちょっと絵になりすぎですよ^^

 やはりみなさん、若いころに出会った本のおかげで(せいで?)、人生の
何かが変わったとおっしゃっておりました。店主、みなさんがとっても楽しそうに本の思い出を
お話してくださるのがとっても嬉しかったです。やっぱり本はいいですよ!うん!
 店主も『船を建てる』を高校時代に読まなかったら、たぶんこの「真昼造船」を
始めることもなかっただろうし、今回の「お茶会」だってもちろん無かったと考えると
なんだかSF的に感慨深いものがあります^^
 しかも、マンガ「船を建てる」のメインテーマの一つが、
 まさにこの「~を選んだ(選ばなかった)世界」なのだからまた不思議。

 来月もお茶会、楽しみです♪

 ☆以前ブログで紹介した宇野亜喜良さんの『白猫亭』は本日旅立って行きました^^

 

 

 
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