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2012年 真昼航海日誌1月7日

 明けまして!と思ったらもう7日・・・

 やっと店主の体調が回復いたしました・・・

 今年も、古書真昼造船をよろしくお願いいたします^^

 年末年始はなんともやっかいな風邪をひいてしまい
そのおかげ(せい?)で、しばらくぶりにゆっくりと読書できました。

 年末に新刊で購入した2冊はどちらもすばらしかった!
 レヴィストロースの時代には可視化できなかった人間社会の
無意識的な構造を、現代はアマゾンやグーグルがいとも容易に
データ化してしまう。それを人間の自由と見るか不自由と見るか・・・
 
 「偶然」手に取った(と店主が思っていた)2冊のテーマがあまりにも似ていてびっくり。
 
 しかもアマゾンをちらっと覗いたら、
<「一般意思2.0」を購入した方は「アスディワル武勲詩」も購入しています>と。

 うーーーむ、店主は書店で「自由」に選んで購入したつもりだったのですが・・・
 これも無意識の「構造」ですね、きっと!(単なる読書傾向ともいいますね^^)

 そしてウィリアム・モリス「世界のかなたの森」も読み終わりました。
 
 現代ライトノベル風に言うなら?

 「優柔不断なボクはひょんなことからツンデレ(すでに死語?)女王の屋敷に迷いこんでしまう。
  そこではいじわるな王子と気味の悪い獣人が待っていた!
  唯一の味方は、人見知りだけど、したたかで魔法も使える侍女(メイドと読む)だけ!!
  さあ、ボクはこのピンチから脱出できるのか!?」

 という感じ・・・まあ、ライトノベル風に云う必要もないのですが。

 でも、モリスの時代も現代のライトノベルも、物語の「構造」だけを
取り出してみると、案外似ているのではないでしょうか?
 あとは、作者がいかにその物語の世界を演出するのかが重要なのですね^^

 そして、今年の一冊目はこれ

 
文庫本福袋 (文春文庫)

文庫本福袋 (文春文庫)

  • 作者: 坪内 祐三
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/12/06
  • メディア: 文庫



 福袋だし^^


 今年も、みなさまとすてきな本の出会いがありますように。
 真昼造船も、そのお手伝いができるよう、がんばります!!
 

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